ありーのだいありー

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ありーのだいありー

いろいろ書いてましたが(笑)、今はただの旅日記です。

再注目の「インドの英雄?」ガンジー|人生に役立つ名言10選

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最近、インドが流行っていますね。なぜいまぼくがガンジーを取り上げるのかというと、ぼくがインドに行くからです笑 世界史をやっている人ならば、インドといえばガンジーです。ガンジーといえば「非暴力・不服従運動を実施し、インド独立を果たすきっかけを与えた」と高校で学びましたね。ガンジーの名言はとても興味深いもので溢れており、共感することが多いです。

 

 

 

ガンジーはインドの「ヒーロー」?

さて、そんなガンジーですがまず最初に、「インドのヒーロー」というイメージについて少し批判的に見てみようと思います。彼はもともとはカーストではヴァイシャという階級に生まれます。トップ層ですね。それから当時は世界のほとんどがイギリス帝国でしたので、アフリカの学校に留学しにいきます。そこでは、インドからアフリカに連れてこられたインド人差別を批判し、サティヤーグラハ運動を行い、人権問題に取り組みます。そしてその後、インドに帰国し、かの有名な非暴力・不服従運動を行っていきます。
 
しかし、彼はもともと根っからのヒンドゥー教徒というわけではありませんでした。カースト制におけるトップ層に生まれ、留学をし、西洋的な知識や文化、価値観に触れていることから、超エリートです。実際弁護士とかやってますからね。
 
彼の運動の根幹にあるのはキリスト教や仏教でした。非暴力・不服従って実際この2つからきてるんです。戦うべきか、退くべきか、という場面で、ヒンドゥー教の場合は「戦え!!」というのが根幹にありますからね笑 普通キリスト教や仏教では、戦いや争いはできるだけ避けるはずです。
 
その彼は表面上は伝統的なヒンドゥー教の教え(例えば「結果を求めてはならない」「苦痛や恐怖に打ち勝て」「一心に義務(ここでは独立)に従え」)を説きながら民衆を先導していったのです。あくまで目的は「ヒンドゥームスリムの統一的な独立」でしたがね。つまり、キリスト教や仏教的な価値観を裏で持ちつつ、一方でヒンドゥー教の教えで扇動する、というやり方を取れる器用な人だったんです。上の有名な写真、まさに伝統的なインドって感じしますが、これも一種の宣伝でもあったと見れるんです。
 
しかし、彼はこの巧みな戦略を取ったがために、表面的にみればカースト制の擁護、西洋への対立という風に取られてしまいます。こういう背景があるからか、インド国内でのガンジーの人気はそれほど高くないらしいんです(ぼくもインドにいったらしっかり調査してみようと思います)。
 
たしかに「インド独立の貢献者!」って言われれば英雄視されがちですが、インド国内には様々な問題の種を残したようです。例えばムスリムヒンドゥーの統合をしようとしたがために、ヒンドゥー原理主義者の恨みを買い、暗殺されてしまいます。カースト制による差別は激化します。地産地消を唱えたために、インド経済は西洋に遅れをとります。当時ではもっぱら工業化ですから、こういう考えは合わなかったのでしょう。伝統的なインドというナショナリズムの高揚により独立を果たしましたが、その過程の軋轢が残ってしまったんです。
 
しかしながら、そんな彼の考え方はかなり現代に近いのではないかと思います。異文化間の統合や、地産地消、伝統を基盤としながらも新しい価値観も取り入れる精神。いまの日本において特に課題になっている部分じゃないかと思います。
 
 
さて、前置きが長くなりましたが、彼の名言はたしかに共感させてくれます。ぼくが共感した彼の名言ベスト10を挙げていきます。
 

名言ベスト10

1.あなたが世界で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい。

これは自分が海外インターンシップを運営しているときにみて、「はっ」としました。いままでグローバルリーダー輩出のために何十人と送り出してきたが、自分は果たしてなれているのか...?と。海外インターンに参加しようと決めた理由の1つです。しかし、これってすごい難しいことです。相当な覚悟がないと途中で挫折しちゃいます。それでもこの言葉を思い出して、できるだけ近づこうと頑張っています。

 

2.怠けていることは喜びかもしれないが重苦しい状態である。幸せになるためには何かをしていなくてはならない。

これは実感できます。バイトもサークル活動もなく、春休み2ヶ月間ヒマになりました。たしかにやることはない。嬉しい。しかし、満たされない。何かしなくては...そんな焦りがでてきます。実際、同期の友達と話していても同じ感じでした。彼はアイドル動画ばっかりみていますがw 老後、自分が何もすることないってなると、もう早く死んでしまいたくなっちゃうんじゃないかと...笑 今のうちに熱中できる趣味の幅を広げていこうと思います。

 

3.死ぬ覚悟が出来ていれば、人は自由に生きられる。

これはハイデガーという哲学者も主張しています「死を思え」と。Apple者のスティーブ・ジョブズも33年間毎朝鏡に映る自分に「もし今日が自分の人生最後の日だしたら今日やる予定のことは私は本当にやりたいことだろうか?」と問いかけていました。死を自覚するからこそ人間はその間の生を充実しようとできるのです。時間は限られていますし、いつ死ぬかわかりませんからね。

 

4.愛がある場所にこそ、人生がある。 

ぼくは自己分析ツールをやったりすると愛の観念がかなり低いところに出てきます。最近、何かを「愛そう」と思うようになりました。色々考えてみましたが、おそらく人生、目的か愛があれば生きて行けます。いろんな映画や作品に触れると、何かを心の底から愛するということは人生を充実させる1つの方法であるというのは人類共通なんじゃないかと思えてきます。

 

5.満足は努力の中にあって、結果にあるものではない。

6.喜びとは、勝利それ自体にではなく、途中の戦い、努力、苦闘の中にある。

この2つ、かなり矛盾に満ちていると思いませんか?最近、國分功一郎さんっていう哲学者が『暇と退屈の倫理学(増補版)』という本を出したのですが、その冒頭に興味深い著述があります。

「いまの西欧諸国の若者たちは自分の才能を発揮する機会が得られないために不幸に陥りがちである。それに対し、東欧諸国ではそういうことはない。また、共産主義革命が進行中の[であった]ロシアでは、若者は世界中のどこよりも幸せであろう。なぜならそこには創造すべき新しい新世界があるから...」

つまり、一度何かを達成してしまったら、その時点でまた不満足になってしまうのです。だから常に目標を設定し直し続ける必要がある。現代病ですね。高給取りになり、家庭を持ち、家を持ち、社会的な「成功」を手にしたら、それで満足ですか?本当に嬉しいですか?そういう問いかけが見て取れます。

 

7.人間の心の中には、闇の力と光の力の間で永遠の戦いが激しく行われている。

人間って矛盾な生き物です。一方でAと思いつつも、他方でAだめだ、という葛藤に悩む。男がはしゃぐスター・ウォーズ7、何が面白いのかしら?でも上げたスター・ウォーズの主人公アナキンもまさにそうでしたね。アダム・スミスによれば欲望を追求する「弱い人」とそれを客観的に制御する「賢い人」と捉え、この両者のバランスがこの社会を発展させてきたんだ、と主張しています。ぼくが少し良からぬことが頭に浮かんできた時は、「ブラックな自分が出てきたな」と諌めることにしてます笑

 

8.土を耕すのを忘れるということは、自分自身を忘れることだ。

近代の、仕事をほとんどしない資産家って実際何を目的として生きていたんでしょうか。なんらかの仕事をしていないと、自分はなんで生きているんだろうってなりませんかね?例えばです。僕はありあまるほどの金持ちだったとします。そしてテキーラが好きです。テキーラ好き過ぎてブランドを起こしちゃうくらいです。そして農家と契約して...ってなると、もはや仕事ですよね笑 趣味だとただの自己満足であって、なんらかの勝ちを生み出す仕事をしていないと自分を保てなくなるんじゃないかと思いました。

 

9.幸福とは、考えること、言うこと、することが調和している状態である。

はあ〜なるほど!幸福をこのように定義したのは驚きでした。金とか、目的を持っているとか、愛がある、とかじゃなくて、思考、主張、行動が調和している状態が幸せであると。そう考えると、日本人ってなかなか幸福には程遠いですよね。表面ではヘコヘコして、裏では2ちゃんやツイッターなどで暴言を吐くわけですから。けっこうこの状態って難しいですよね。仕事とか人付き合いとかしてるとどこかでズレが生じてしまう。1つの在り方として目指したいですね。

 

10.たとえあなたが少数派であっても、真実は真実なのです。

 そうです。事実は1つだとしても、真実は無数にあるんです。そしてあなたにとっての真実は相手にとっての真実とは限らない。大抵の場合は多数派に潰されてしまいます。民主的な手続きのはずの多数決という原理の元でも。それでも...!それでも自分の真実を持ち続けるというのは価値のあることなのではないでしょうか。貫き通すのはすごく難しいでしょう。でもひょっとしたらひっくり返る時がくるかもしれません。天動説が地動説にひっくり返ったように。

 

いかがでしたでしょうか?グッとくる名言、みつかりましたか?解説みたいになってますがあくまで僕の経験からくる考えなので、違う風に解釈することは全然できます。ちなみにガンジーという映画も素晴らしいです。

 

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