ありーのだいありー

ありーのだいありー

いろいろ書いてましたが(笑)、今はただの旅日記です。

インドの病院はどんな感じ?入院・手術してみて分かったこと

こんにちは!ありーです。

インドの病院って日本とどう違うん??ってことで、インドの病院事情を気づいたままにまとめてみました。あくまで1つ病院なので、他の所では違うかもしれません。

今回お世話になったのはバンガロール市内にあるSagar Hospital。ドクターや看護師の対応がいいと知人にオススメされました。外国人は僕以外には見かけませんでした。そんな現地感あふれる、街ではそこそこ大きめの病院です。

f:id:shinya-arikawa:20150919044902j:plain

 

1,インドならでは

f:id:shinya-arikawa:20150919050639j:plain

日本の病院と比べると、建物自体がそんなに綺麗じゃない。手術室も「え?ここでやるの?」という感じで、日本のように真っ白な部屋ではなく、普通の部屋って感じ。

停電が1日に何回かあるが、数秒で回復するのはさすが病院。

たまに工事中の部屋があるのがインドらしい。いきなり近くの部屋で工事が始まったりして、けっこううるさい。

さすが病院、虫はいないなー、と思ったが、よくみたら部屋の外にソロソロと蟻が行進してたり小蝿がチョロっと飛んでたり。蚊も部屋で一匹だけ見つけた。ゴキブリが一匹死んでた。それでも他の建物に比べたらほとんど虫はいない。

病院内でめちゃめちゃケータイいじってる。ラジオ流したり、テレビ見たり、電話もしまくり。一応ノーモバイルの張り紙はしてあるが大丈夫なのか...?

 

2,外国人は色々面倒

f:id:shinya-arikawa:20150919051102j:plain

病院登録の際にはパスポートが必要。

外国人は入院費用で外国人料金として倍近くお金取られる。これはインド人も同じだが、入院はデポジットで6万円かかる。英語が達者で同じ病院での入院が初めてでなければデポジットも避けられるかも。ちなみに今回は盲腸退院3日後だったのと、英語が達者な付き添いが病院関係者だったため、免除になった。

英語が拙いから、コミュニケーションがめっちゃ難しい。そもそも普通に勉強してても身体や医療に関する単語ってあまり覚えてない。便と尿も分からないし、盲腸やらウイルス性胃腸炎やらと言われても単語を知らない。予め辞書で調べたりしたほうがいい。

偉いドクターが一番丁寧でゆっくり話し、聞いてくれる。次いで弟子ドクターや看護師は丁寧な人もいるが「ペラペラペラペラ、オッケー?テイクケア〜」と言って去っていく人もいる。たぶんインド在住のチャイニーズだとでも思っているのかもしれない。ヘルパーは英語が喋れない人も多くジェスチャー混じりでコミュニケーションを取る。

 

3,現地人の患者からあまりいい目で見られてない(?)

f:id:shinya-arikawa:20150919051303j:plain

ある日、他の患者から指差されてアウトカーストがどーのこーのと言われた。隣の人の「ジャパンほにゃらら〜」で何か納得した様子。一体何を話していたのやら。現地語メインで話してたから謎。

たしかに、歩いていると周りから不思議そうな目、時には不審な目で見られる。チャイニーズや北東部の民族のように東アジア系の顔立ちも少なからずいるから珍しくはないはずだが、どこか違う空気を出してるのか。あの病院では現地人患者にとっては抵抗感があったのかもしれない。

 

4,付き添い人がいないと少し面倒

f:id:shinya-arikawa:20150919050748j:plain

患者が自由に他の階にはいけない。おそらく治療後の逃げ防止かと。デポジットで6万も取るなど、治療後逃げる輩もいるんだと思う。売店があるグラウンドフロアや、アテンダント用の食堂階にはエレベーターからしか行けなく、エレベーターにいる警備員に止められてしまう。階段で行こうとしても扉には鍵がかかってる。患者が泊まる階同士なら階段で繋がってるから行き来できるが、少し窮屈。

ほとんどの患者には付き添いがいるし、見舞いもかなりくる。「付き添いいないのか?友達は?一人なのか?」とやたら聞かれる。最初寝てるときに、「彼はアテンダントがこない、友達がいないらしいぞ」という隣の患者らの憐れみのヒソヒソ声が聞こえてきた笑 実際は上司が何回も来てくれて「忙しいから中々来れないだけだ」と弁解しましたが。

 

5,長期間滞在はきついかも

f:id:shinya-arikawa:20150919045824j:plain

トイレとシャワーはセット。あまり綺麗ではない。トイレは2人部屋にはペーパーがある。シャワーはお湯は出なかったので浴びなかった。。歯ブラシ歯磨き粉、くしは貰えるが、シャンプー、石鹸、髭剃りなどは貰えないので色々と準備必要。タオルは頼めば持ってきてくれる。

服はダボダボ。インド人はお腹が出てる人が多いからか、ズボンはめちゃめちゃゆるいから紐で縛る。スリッパはないので持ってくるのがいい。下着類は付き添いに持ってきてもらうしかない。

 

 

 

6,大部屋の特徴

f:id:shinya-arikawa:20150919045700j:plain

一番安い。そして隣の付き添い人が手伝ってくれる。賑やかで時にはうるさいと感じるときもある。ちなみにナースコールは使えないので、声で呼べとのこと。昼間は常に誰かしら人がいるので大丈夫。消灯後はいなくなるのでかなり不安。

基本寒い。ブランケットがもう一枚欲しいと言ったが、結局なんだかんだ最後までもらえなかった。毛布を持参したほうがいい。感染症予防のため冷房を効かせてて、なかなか切ってくれない。

だいたい夜11時に消灯、朝5時に早朝チェックと点滴始まる。7時くらいにジュースがもらえる。御飯は8、13、19時あたりにくるがズレることもしばしば。

 

7,個室の特徴

f:id:shinya-arikawa:20150919045746j:plain

静かでかなり居心地いい。大部屋よりも2人部屋は1.5倍くらい値段が高く、1人部屋は2倍程度の値段。ちなみに5日間2人部屋に入院して、3万円程度。

当たり前だが、ナースコールが使える。数分で来るが、1度だけ10分以上待たされたときもあった。泊まる人用ベッドもありなかなか快適。冷房は頼んだら止めてくれる。 

備え付けの電話で頼めばだいたいのことは済む。ミネラルウォーターも買ってきてくれる。フルーツやジュース、ティーやチャイなどの飲み物も自由に持ってきてくれる。ちなみに給水機はあり、自由に飲めるが、おそらく水道水の浄水だから避けたほうが無難。

 

8,病院食

f:id:shinya-arikawa:20150919045930j:plain

病院食はしょっぱい時とめちゃ薄い時がある。塩、胡椒、砂糖、ケチャップがついてくるから足して調整。たまにもらえないときは頼めば持ってきてくれる。

フライドヌードル、フライドライス、南インドカレー系、パスタ(マカロニ)、サンドイッチ、スープ、コーンフレークなどなどけっこうメニューはある。基本的にベジ、ノンベジが選べ、味も色々とある。が、量が多くて食べ切れないときも。だいたいパクチーが入ってるのが日本人には難点かも。

f:id:shinya-arikawa:20150919045912j:plain

日本人はサンドイッチとスープ、コーンフレークが一番食べやすいかも。

f:id:shinya-arikawa:20150919045937j:plain

基本的に御飯と一緒にフルーツジュースが出てくる。味はアップル、ココナツ、パイナップル、ムサンビ(柑橘系)、スイカ、バナナあたり。フルーツをミキサーにかけたものでフレッシュ。温かいミルク、ティー、チャイも頼めば飲める。

 

9.貴重品

f:id:shinya-arikawa:20150919051651j:plain

机の上にケータイを置いておいたら看護師が「バッグにしまっておけ」と言ったので、おそらく盗難も少なからずあるんだと思う。しかしプライベートボックスは鍵がないので注意。使わない貴重品は付き添いに預けて家に持って帰ってもらうのがいいかも。

 

10,支払いなどの手続き

f:id:shinya-arikawa:20150919050332j:plain

領収書は大きい病院ならプリントされて、名前と飲むタイミング、数などが書いてある。ちなみに小さい町医者では手書き。処方箋はビラ紙で隣接の薬局で薬を購入。字が汚く読めないのでその場で名前と飲むタイミング、数、効果などメモること。後で薬局で名前言えば買えることもあるから。

ATMが病院にあるのでクレジットカードや国際キャッシュカードを持っていれば引き落としは可能。もちろんクレジットで支払うこともできる。保険かキャッシュかと聞かれるが、通常の海外保険の場合はキャッシュで後から請求する。

保険に申請するために、退院前に退院記録のようなファイルをもらえるので、それと領収書を保管しておくこと。診断書は時間がかかるので、早めに頼んで作ってもらうこと。

 

11,仕事の役割分担

f:id:shinya-arikawa:20150919050131j:plain

一番偉いお医者(コンサルタントドクター)に弟子みたい医者(アシスタントドクター)が付いて、あからさまに顔色を伺ってるのがわかる。

コンサルタントドクター→アシスタントドクター→シスター(看護師)→ヘルパー(雑用)といった序列がどうやらある様子。

f:id:shinya-arikawa:20150919050438j:plain

その他に警備、給仕のサービス系のスタッフたちやサリーが制服の事務員などがいる。

f:id:shinya-arikawa:20150919050214j:plain

ヘルパーの仕事:壊れた器具の直し、服やシーツ交換、掃除、車椅子を押してくれる、担架を押す、物取ってくれる、身体支え、尿ビン交換、などなど。日本では看護師がやることも少しカバーしてるので、分業されて良いかもしれない。服の色や体格からみて、カーストで下の層の人たちだと思う。だからといって振る舞い上差別されてるという感じではなく、責任を持って仕事をしている感じがうかがえる。この分業自体が構造的に差別されてるとも言えるが。

f:id:shinya-arikawa:20150919050203j:plain

シスターは点滴、注射や薬、体調検査、手術前後のドクターのサポート。他にも色々とやってると思うが、ヘルパーのおかげでだいぶ楽なんじゃないかと思う。

 

 まとめ

実は日本の病院に入院したことがないのでどの程度の差があるかはわかりませんが、少なくとも日本より良いということはなさそうです笑 でも、普通に治療してもらうならば特に問題はなさそう。一ヶ月とかの入院となると、もっと綺麗な病院を探したほうがいいかもしれませんが、聞いた話によるとそういう所はお金を巻き上げられるらしいです。 

一番いいのは、病院にいかなくてもいい健康体であることですね!

 こちらも一緒にどうぞ!

www.shinyaarikawa.net

www.shinyaarikawa.net