ありーのだいありー

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ありーのだいありー

いろいろ書いてましたが(笑)、今はただの旅日記です。

旅の誘惑に取り憑かれる…読んだらヤバい旅本ベスト5

こんにちは、ありーです!!

旅本にハマっていたとき、手当たり次第手に入るものを読み漁っていました。その中でも、「これは!!!!」と思った旅本をオススメしたいと思います。ほんと、これは社会人になってから読んだら、仕事をやめてでも飛び出したくなるかもしれません。

だから、できれば大学生のうちに読んで欲しい本です。ぼくがこのような旅本を知るのが大学生で良かったと思います。大学にいる間に半年くらいかけて、世界を見て回ろうと計画しています。社会人になったらそう簡単にできませんからね... 

1,深夜特急(沢木耕太郎)

www.shinyaarikawa.net

これは殿堂入りですね。簡単に説明すると、28歳の青年、沢木耕太郎が1年以上かけて「デリーからロンドンまで乗合バスで」というコンセプトで旅をしたもの。実際には香港から入り、東南アジアも廻ります。

この本は1970年台に旅をした著者が後年になってまとめたもので、小説的な要素が入ってきます。彼の文章には、内省が多く含まれているので、ただの旅行記とは違って、著者の精神的な成長も感じられて、読み物として非常に面白いです。

また、かなり詳細に記述してくれているのも情景が思い浮かべることがでいて良いです。この本を読んだら間違いなく海外に飛び出したくなりますのでご注意を。

 

2,行かずに死ねるか!(石田ゆうすけ)

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某大手日系食品メーカーを管理職につく直前にやめて、若い頃からの夢だった世界一周に飛び出す。しかもチャリで。7年間という期間を様々な出会い、別れ、再会を経ながら旅をしていく。ユーモアもあって本当にスラスラ読める本です。

個人的には、この1冊だけではとても、7年間の旅を表すことはできてないと思います。ハイライトのようにさーっと過ぎていくので、このシリーズで他の2冊もあり、違うテーマから切り込んだもので、これも楽しい。かなり主観が混じっているのと、フランクな言葉で描かれているので、彼がどういう考えをするのかがわかりやすく伝わってきます。

この3冊セットで是非読んで欲しいです。この本も読んだら何年もかけて世界一周も悪く無いな、と思えてしまいます。ぼくも10年くらいかけて飽きるまで旅してみたいものです。

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3,カスバの男(大竹伸朗)

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画家大竹伸朗によるモロッコ周遊記。彼がモロッコに拠点を移してそこでの旅を描いたもの。詩的な文章に色々な画風の作品も載っていて、よくある旅本とは一風変わった本です。「地の文」「幻想・夢」「説明」で構成されており、イラストや写真もあるので、かなり良い。

ぼく個人としてはイスラム圏にすごく惹かれているので、とても楽しめる作品でした。エキゾチックな雰囲気がとても伝わってきます。本当に、イスラム圏に行ってみたくなります。

この著者のモノの見方も面白いんですよね。画家や作家、音楽家などの芸術家はモノの捉え方が普通の人とは異なるんだと思います。読んでいて「あ、そう来るか…!」と思える場面が何個も出てきて、個人的にかなりハマりました。 

 

4,何でも見てやろう(小田実)

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戦後すぐの学生がアメリカ留学に渡り、その後帰国までを欧米・アジア22ヶ国を貧乏旅行して回った記録です。最近は旅本もかなり増えましたが、当時は海外に出るだけでもかなり珍しく、それを体験記として残してくれているのはとても貴重です。いまとなっては体験できないような世界を書いているので、当時がどのような雰囲気だったのか憧れます。時代背景からか、インテリ臭が少し漂い、差別用語もできて、しっかりと彼自身の頭で物事を考えていて、密度の濃い作品です。

内容もユーモラスな部分もあって面白いです。1日1ドルで生活する貧乏旅行なので、彼の最底限のレベルもどんどん下がっていきます。彼の「何でも見なくてはいけないのだ」という言葉は、ぼくもとても共感します。世界中の全てを見てみたい、そんな彼の欲求を感じ取れる作品です。

 

5,真昼の星(椎名誠)

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南米大陸の南端パタゴニアに屹立するペイネ山塊を目指す旅から一転、“動物も水も空気も咆哮する”大アマゾンの奥の奥、水没ジャングルを経て、祈りの大地・世界の屋根チベットの聖山カイラスに至る「大陸紀行」の集大成、待望の文庫化なる。自らファインダーをのぞき、地球の果てに息づく生命の営みを写し撮り、かつ書き綴った旅の記録。

この人はいっぱい本を出してますね。ちなみに2位の行かずに死ねるか!では、最後に書評を書いています。彼はかなりざっくりとした書き方で、男臭さも感じられる作風です。

ぼくが紀行文にはまったきっかけがこの本です。大学までの道にある古本屋で何気なく手にとって読んでから、旅への憧れが目覚めましたやはり自分が知らない世界を会歩いて廻ることは、一部の人間にとっては必要不可欠なのかもしれません。そして、ぼくもその一人ではあります。

この本はチベット、アマゾン、パタゴニアと秘境が多く、その冒険感もGOODです。チベットはいつかいってみたいですね〜 

 

番外, 僕らの人生を変えた世界一周

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「怖いのは、死ぬことじゃなく、退屈なこと」

この文章は僕にとってとても共感できる言葉でした。どうせいつかは死ぬのだから。退屈に過ごすよりは、刺激的で、ドラマ性に富んで、起伏のある人生にしたい。そういう思いを心の底に抱えて過ごしていた時に、この本に出会いました。

様々な背景を持つ15人の若者の世界一周記録が刻まれています。これはいろんな人の体験記をまとめたもので、若い人の生の声が詰まっています。キャッチーで突き刺さる言葉で語りかけてきます。

こうやってたくさんの人が世界一周をしていると思うと、なんで自分は日本に閉じこもっているんだろう、と悶々としてきます。内容が抜群に面白いというわけではないのですが、「旅への自己啓発」という表現がぴったりな気がします。

 

番外,僕が旅に出る理由

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「退屈なのは、世界か、自分か。」

これも似たような本で、世界を旅して回った100人の若者から作られました。

これも短編で何人もの人の旅の記録が刻まれています。上記のものと似ているのですが、こちらのほうが刺さるフレーズが多いと感じました。どちらも「旅の自己啓発」として読むと良いと思います。

 

 

 

まとめ

やはり、紀行文・旅本というのは日本より外の世界へのイメージを膨らませてくれる、とても良いツールだと思います。ガイドブックや写真、テレビはかなりデフォルメされていて、一番最高のシチュエーションを切り取っているから、それはもう素晴らしく見えます。しかし、実際に現地にいってみると「あれ?写真や映像と違うぞ、こんなもんなのか」と期待はずれになることも多いんです。

しかし文章であれば下手にイメージを刷り込まれることはありません。全ては想像なのですから。だから、旅をしようと考えているなら、なるべく写真や映像よりも文章を読むべきです。是非このベストから選んで読んでみてください!

 

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