ありーのだいありー

ありーのだいありー

いろいろ書いてましたが(笑)、今はただの旅日記です。

そろそろ日本も欧米コンプレックスを脱しましょうか

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欧米コンプレックスって根深いですよね。日本では明治期以降からずーっとあるんじゃないでしょうか。「我ら日本は後発国だ、欧米に追いつけ、追い越せ、アメリカ文化を取り入れよう!!」と先人たち励んでくれたからこそ、いまの日本になることができました。

しかし、江戸では「外国なんぞに日本の土地を踏ませてたまるか!」という雰囲気があったと記憶してます。かなりの偏見は混ざっていたでしょうが。

 

現代の日本はどうでしょうか。洋楽は神っしょ、アメリカ留学してきました、ドイツの帰国子女ですキリッ、欧米発!健康食品、アメリカ本場の~~、欧米の男性はこう口説く…

テレビや雑誌、ネットで語られらる「いま欧米で話題の~~」「欧米流~~」「欧米風~~」「欧米でも認められた!!」「欧米ではすでにやっている~~の方法」

こういう「アメリカやヨーロッパ=スタンダード・先進的」のような論調はそろそろ聞き飽きませんか?

一方でアジアや中東、アフリカ、南米のニュースやコンテンツはほとんど入ってこない(またはタッチしようとしない)のがいまの日本の社会です。

 

なぜ欧米信仰のような憧れ、またはコンプレックスが生まれるのか。それは彼らが欧米以外をオリエンタリズム(※西洋が、東洋を下にみる考え方)の対象としてみているからで、僕らはそれを自覚しているからこそ、コンプレックスを持っちゃうんじゃないでしょうか。

例えば、日本が素晴らしいことをしたとして褒め称えるときには言葉に出さずとも「アジアの中の日本がねえ」というニュアンスが含まれていると思うんですよね。

そして僕たち日本人は「あの」欧米に褒められた、嬉しい、と。逆に欧米の方って「アジアでも認められた!」みたいな言い方はするんでしょうか?あまり聞いたことはないですよね?

 

近代文明という意味では欧米は遥かに先進的でしたが、もう少し遡ればイタリアとギリシアを除けば、日本のほうが成熟していました。しかもアメリカなんてできてまだ300年程度の浅い歴史です。もちろんその進歩には眼を見張るものがあることは確かです。

アメリカは現代ではたしかにトレンドを発信していますが、日本の東京もかなりの先進的な都市だし、生活スタイルも都市的で清潔、几帳面で柔らかい、素晴らしい文化的背景もあります。

むしろ日本文化の内面にもっと目を向けて、誇りを持って海外に出て行く気概のほうがいいんじゃないでしょうか。

 

欧米諸国は日本をいまだにオリエンタリズムの対象としてるかもしれないが、勝手にそう思ってればいいんです。逆にぼくらがそれを意識して恐縮しちゃうから、憧れやコンプレックスに繋がるのではないでしょうか。

それならばむしろ、未だにそういう目で見ているらしい彼らを、「まだそんな目でぼくらを見てるのか、遅れてるね。ふふん」と見下ろしてやるくらいの気持ちになりましょう。

あちらがオリエンタリズムで見てるなら、こちらはオキシダンティズムとでも名付けましょうか笑 古い格式ばったヨーロッパと、それにコンプレックスを抱いてるアメリカさんよ、これからはアジアの時代ですよ、と。

(※元々ラテン語でオリエント=東、オキシダント=西の意味)

 

その昔ヨーロッパがせっせとイスラムの知恵やギリシアの遺産を取り入れたように、現代では我々が欧米文化を取り入れてきました。これからは再び彼ら欧米が今度はアジアからせっせと取り入れることになると期待しましょう。

アメリカのITはインドと中国出身のIT技術者がいなければ破綻してしまうと言われるくらい、アジア系の人が急増しています。マイクロソフトのCEOも昨年からインド人でしたね。

 

アメリカ万歳の欧米志向は早めに捨て去って、「何を驚いてんだ、日本なんだから当たり前だろ。お前ら欧米も付いて来いよ、おれらが教えてやってもいいよ」くらいの勢いで行きたいところです!笑(とはいっても今や日本も衰退気味ですが...)

2020年オリンピックも近いです。そろそろぼくら日本も目を覚ましてもいいタイミングですよね?